第1章 ソー・オーディソン
ガシッ!
ロッカー「ロキ!!」
ロキ「!?!?」
ロキ「っ…!ロッカー…!」
ロッカー「ねぇロキ!今までどこにいたの?!」
ロキ「っ!関係ないだろ」
ナイト「ロキ~誰~この子」
ロキ「あぁ、兄上の彼女で知り合いの子」
ロキもだけどその隣にいる男性。
アイドルとヒーローを掛け持ちで活動している【ナイト・ミューチャー】、ヒーロー名【Mr.マリオネット】
そして…
ダイヤ「ロキ…あのさ…あたしもこの子知ってるかもしれない…」
あたしの死んでしまったはずの親友。
【ダイヤ・ミュート】
ロッカー「ダイヤも…なんで…!」
ダイヤ「…ロキに生き返らせてもらった…」
ダイヤ「あまり話したくない…ロッカーには隠してたこと、沢山あるから…」
ロキ「とにかく、私たちはロッカーとはもう赤の他人になる…ロッカーが私たちを知り合いだと思っていようと…」
ロッカー「そんな…!」
ソー「ロッカー!」
ソー「っ…!ロキ…!」
ロキ「やぁ、兄上」
ロキが消えた理由も。
ダイヤが生き返った理由も。
なにもかもわからなかった。
なんで突き放されているのかも。
わからない。
記憶にないよ。
ソー「もう俺たちに近づくな、いいな」
ロキ「勿論ですよ兄上、こちらから願い下げです」
ロキ「操った運命と一緒にいてください」
ナイト「ロキめっちゃ言うじゃん」
ロキ「いいの」
ナイト「笑」
あたしは記憶がなかった。
どうやって帰ってきたかも覚えてない。
ただ辛いことしか覚えていない。
友人を2人も失って。
立ち直れる気がしない。
ソー「…ロッカー」
ソー「実は、全部知ってたんだ」
ロッカー「え?!」
ソー「ロキが姿を消したのも、ダイヤが生き返っていたのも」
ロッカー「…」
ソー「全部話そう」
あたしはソーから全部聞いた。
ロキは魔法であたしとソーが付き合うように仕向けた。
そしてダイヤ。
ダイヤは鬼と人間の間に生まれてきた子でソーの婚約者だったけど嫌で罪を犯し、人間界へ来た子だったこと。
ロキとナイトくんが大の親友だったこと。
ロキはあたしを好きじゃなかったこと。
ロキとダイヤが結婚したこと。
一気に話されてわけがわからなかった。
ただ辛いこととしか受け取れない。