第13章 第13話
潤「翔…」
翔「えっ…んんっ…」
潤くんに後ろから呼ばれ振り向くと、潤くんの顔が迫ってきて…
う…うそ…俺潤くんとキスしてる…
今の状況が信じられず、目をパチパチとさせていたら、やがて潤くんが離れていった
潤「この1年お前に会いたかった…退院してから時間の許す限りずっと探してたんだ…」
退院…?そういえば怪我で俺が帰った時くらいから半年間、潤くん仕事休んでた…
潤「携帯に連絡しても繋がらないし、お前からも連絡がなかったから、もう俺の事忘れたのかと思ったよ…」
翔「そんな事ない!俺が潤くんの事忘れるなんて天地がひっくり返ってもまずあり得ない!…実は父さんに携帯を解約させられて連絡先が解らなくなって…それに潤くん俺に会いたくないんじゃないかって思ったから…」
潤「…俺が…何で」
翔「…俺がこっちの世界に帰った時、潤くんだけ居なかったって聞いたから、俺には会いたくなかったんだって思ったから…」
潤「あー…それは誤解だよ」
えっ…誤解…?