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別世界の来訪者【気象系BL】

第10章 第10話


あれから数日…天候も良く俺達は普段と変わらずにいた

…ただ翔くんは何処と無く無理をしてるようで…

そんな空気を当然の事ながら皆感じていて

雅「…何か俺やだよー…こんな状態が続くの…」

智「そうだよな…あれから翔くんほとんど笑わなくなったし…」

そう…俺もあれ以来何となく翔くんと距離が出来てしまって…

2人が元に戻るのが一番良い事なんだけど、こんなしこりが残ったままじゃ…

和「…そんな状態ももう終わるよ…」

雅「えっ?ホントに?」

相葉くんがニノに詰め寄ると、ニノはスマホをかざして

和「明日の天気予報…曇りのち雨、所により雷雨ってなってる」

…明日!?

智「…?何でそれで解決するんだ?」

潤「…翔くんは向こうで落雷にあったんだ…」

和「で、同じ場所、同じ日時に『翔ちゃん』も落雷にあって2人は入れ替わったんだよ」

雅「えっ!?」

和「だから明日あの砂浜に行って上手くいけば、また2人は入れ替わる事が出来るって事」

明日なんて…そんな急に…

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