第9章 第9話
~翔side~
あの日から数日が経ち、今日は嵐5人での収録で楽屋にいた
翔「…はあー…」
久しぶりに潤くんとの仕事…
何時もなら嬉しくて待ち焦がれていたのに…
翔「…どんな顔して潤くんに会えば良いんだろ…」
スタッフから言われた事がショックで、せめて潤くんには俺の事必要だと言って欲しくて…
だからって告白するなんてなー…
あーーーっ!顔会わせるの恥ずかしいよーーーっ!
翔「はあーーー…」
雅「…どしたの翔ちゃん、盛大なため息ついて」
翔「うわわわっ!」
雅「うわっ!な、何!?」
後ろから突然声を掛けられ驚いて振り向くと、相葉ちゃんが立っていた
翔「び、びっくりしたー…相葉ちゃんか…」
雅「俺もびっくりした。何かあったの?翔ちゃん」
翔「えっ、な、何でもないよ!」
…相葉ちゃんに俺が潤くんに告白したなんて恥ずかしくて言えないよ…
しかも振られたなんて…
雅「ふーん…なら良いけど…何かあったら遠慮なく言ってね」
翔「うん、ありがとう」
…やっぱり嵐の皆優しいな―…
『俺』が羨ましい…