第9章 第9話
~潤side~
潤「…ここは…」
気が付くと俺は、何処かの砂浜に立っていた
辺りを見回すと浜辺に1人座り込んでいる人がいた…
あの後ろ姿は…翔くん…?
翔『…潤…』
…え?今俺の事『潤』って…じゃああれは
潤「翔くん!」
翔くんの側に行こうとしたその時、見知らぬ男が3人翔くんに近付いていた
そして何か言いあってるようだった
…なんだ?何を言って…
『とぼけるとか無しだぜ?この浜辺にはヤりたい奴同士が集まるんだ。お前もそのつもりで来たんだろ?』
翔『なっ…!?』
何だと!?じゃあコイツらは!
事実を知った翔くんは逃げようとしていたが
『おっと!逃げるとか無しって言ったばかりだろ?』
翔『は、離せ!俺はそんな事知らなかったんだ!』
『もう遅いぜ。おい行こうぜ』
翔『止めろ!!』
潤「翔くんを離せ…っ!」
翔くんを助けようと動きかけたが、何故か俺の足は一歩も動かなかった
そして男達は嫌がる翔くんを連れて行ってしまった…
潤「翔く…!」
そして身体を起こすとそこは…
潤「えっ…俺の部屋…?」
じゃあ…今のは夢…?
でも…それにしては…