第2章 運命の歯車 《信長様編》
『あ❗️、、、、。そんな、、、
そんな事はございません。
私は、幼き頃より只一人。
私の心を捧げられる方は、その方以外にはいないと考えてまいりました。
私は、あの時よりずっと吉法師に心奪われておりました。』
『この信長とて同じよ。
茉莉花、貴様をこの手にしたいと思うておったのだ。
あの時から、俺の心には茉莉花貴様しかおらなんだ。
どんな女に触れていても、気持ちが晴れる事が無かった。
とうの昔に、俺も貴様に、心奪われていたのだろうな、、、。』
『そんな、、、
恐れ多い事でございます。
私ごときが、、、』
『いや。
事実だ。』