第2章 運命の歯車 《信長様編》
『貴様、この俺が嘘をついているとでも言うのか❓』
『い、、、いえ。
申し訳ございません。
そうではございません。
夢でも見ているのでしょうか❓
本当に、信じられなくて、、、
まだ、考えが整理できずにおります。』
『全て事実よ。
受け止められぬか❓
そして、思い出したか❓』
『はい。
忘れるはずもございません。
私には、唯一無二の存在ですから。』
『、、、、、と、いうと❓
貴様は、、、、』
『はい。
お話を聞きながら、はっきりと思い出しました。
でも、、、
まさか、あの吉法師が信長様とは未だに信じられぬ所で御座います。』
『茉莉花。
やはり貴様は、俺を楽しませてくれる女子よな。
お前は、あの軍神上杉謙信までも、狂わせてしまうほどの器量を持ちあわせておる様だ。』