第1章 私のこころの行方
『わぁ、、
謙信様‼️
この川はとても水が澄んで綺麗ですね。
魚も泳いでいるのが見えます。
空気もとても、爽やかで気持ちいいですね。』
そう、子供の様にはしゃぐ茉莉花を見て
『お前が喜んでくれたのなら連れて来た甲斐があったというもの。
いつでも、連れて来てやる。』
『いえ、でも、謙信様はお忙しい方ですから私一人でも大丈夫ですよ。
馬をお借りすることになりますけど、、、』
『馬は、お前に贈った蒼がいるのだから、いつでも乗るがいい。
だが、一人では決して出歩くな。
何かあってからでは遅いからなこれだけは俺と約束をしろ。
城下だろうとも、決して城の中以外では、一人になることは許さん。
分かったな❓』
『でも、それでは、、、』
《いや、絶対だ‼️
俺が手が離せなくても、信玄や景家がいるだろう。
それでも手が空いた奴がいなければ俺の忍びの中から精鋭を付けよう。
良いな‼️』
『し、忍び、、、❓』
『ああ、軒猿という忍びの軍団がいるからな。
今度、頭領に合わせよう。
向こうはお前のことはすでに知っているがな、、、、』