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夢の彼方へ【イケメン戦国】

第3章 愛運の結びまで


『本日は、信長様ご正室であらせられます

茉莉花様のお身体を診察させていただきます、

医師の嵐山(らんざん)と申します。』






そう、挨拶を述べたのは、今日の医師の筆頭に当たる者である。





その嵐山が深々と頭を下げた。








『、、、、、あ、、』





と、声にならない声が出た途端、はっと我に返り、

“信長様の正室としてしっかりしなくちゃ!!”






そう、心の中で言い聞かせ






茉莉花は、凛と背を伸ばし、医師の前に楚々と座し





部屋の中に漂う緊張感を打ち破るように








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