第3章 愛運の結びまで
茉莉花も幸せで胸が一杯になっていた。
“私は、こんなに幸せで良いのだろうか”、、と考えていたら、
『貴様、何を考えておる?』
『、、、、、。
信長様、、、。
私、こんなに幸せで良いのでしょうか?
信長様と一緒に過ごせる事、この先共に生きていける事が幸せ過ぎて、、、。』
信長は茉莉花の頬に手を伸ばし
『茉莉花、貴様は俺と共に生きていくために再び巡り会ったのだ。
元々、産まれながらに結ばれる運命であったのだから、、。』
『、、、そうでございますよね、、、。
そうでなければ、この様な形で再会をし、惹かれることはありませんよね、、、。
私、本当に信長様と出逢えて良かったと、心から思っております。』
『それは、俺も同じ事。
貴様でなければ、この様な気持ち死ぬまで知ることなど無かっただろう、、、。』