第3章 愛運の結びまで
信長は、その言葉を聞き終わらないうちに、茉莉花のトロトロと物欲しそうにしている蜜壺に己の昂りを一気に最奥まで沈めた。
『はぁっ!!』
信長自身も、余裕ぶってはいたものの、、
早く挿れたくて、我慢の限界だったのだろう。
最奥に一気に挿れた後は、規則的だが早めの動きで茉莉花の良い所を的確に突いてくる。
それによって、茉莉花は、直ぐに高みに持ち上げられ蜜道は否応なしに蠢き昂りを締め付ける。
その締め付け方は、様々な動きをしている。
これまで信長は、数多の女子の肌を経験しているが、その信長でさえ、初めてと言えるこの感覚に気を許せば直ぐに持っていかれそうで、油断できない。
初めて、通じてから数え切れないほど肌を合わせているが、その度に、全てが吸い付くように感じるこの感触は、まるで信長自身が柔らかく、暖かい大きな物にすっぽりと包み込まれた様なそんな錯覚を覚えるほど心地よい。
そこから出て仕舞えば、そのまま冷たく小さくなって消えてしまいそうな心細さを感じる程だ。
だが、柔らかく包み込むだけではなく、時々キュッと圧をかけた感触や、ぎゅーっと握られる感じや、奥に奥に引き込まれるような、堪らない刺激が絶えず信長の昂りを刺激している。
その時、茉莉花が信長に与えられている刺激に耐えられずに
小さく何度も達したのだろう、昂りに伝わる刺激が強いものになった。
『茉莉花!!
そんなに締め付けるな、、、、持たぬぞ、、、。』
『そ、、そんな、、こと、、、ああっ、、、
ダメっ、、、。』
『はぁっ、、』
『ああっ、、、、、、のぶな、、が、さま、、
あ、あい、、してま、、す、、
しあ、わ、、せで、、す、、、、。
はぁっ、、、、。』
『俺も、、貴様と共にいられる事に幸福を感じる、、、。
うっ、、、、、、。
い、、いくぞ、、。』
『は、、、、はい、、、、。
あっ、、い、一緒、、に、、、、、。
ああっ、、のぶ、、なが、、、、、さま。』
パンパンと肌が当たる音が露天風呂に響き渡り、2人の嬌声が同時に一度発せられた後、激しい息遣いが一瞬止まる。
信長の腕の中で、幸せそうに茉莉花が微笑み、それを嬉しそうに見つめる信長の心の中は幸せにあふれていた。