第2章 運命の歯車 《信長様編》
『母上、、、、。
信長様は幼い頃から焦がれていた私の運命の方でした。』
と、にっこり笑うと
母親が、、、
驚いた顔で、、、
『本当なのですか❓
貴方がずっと想いを寄せていたと、母に教えてくれていた男の子が、、、❓
信長様だったなんて、、、
、、、、そ、、そんな事が、、、、。
貴方は、信長様に出逢うために私達の元に来たんですね、、、。』
と、着物の袖で涙を拭いながら微笑んだ。
『はい。
私もそう思います。』
と、茉莉花も同じ様に微笑んだ。
それを見た父親は、何のことなのかまるきりわからない為、
母親が
『帰ったらお話ししますね。』
『ああ、、。』
『ですから、私は今こうして信長様と居られることが
本当に幸せで一杯なのです。
この先、何が起きても信長様をお支えしてまいります。』
『ええ、、、ええ、、、。
信長様のお側に居られることが、貴方には一番の幸せとなりましょう。
母も、嬉しく思います。』
信長に向かい深々と頭を下げ、、、、、、