第2章 運命の歯車 《信長様編》
“あ、、熱い、、信長様の、、、熱い、、、。
感じる、、、。
早く、、、、信長様のお子が、、、、、欲しい、、、、”
そう思っていた茉莉花は、
そう、下腹部にそっと手を当て嬉しそうに微笑む。
『茉莉花、、、、、、。
これでは、子が直ぐに出来そうだな、、、』
と、信長様が自分が考えていた事と同じ事をそっと呟いた。
そして、その様子を見つめ肩を抱き寄せ強く抱きしめた信長は、少し考える風だったが、湯浴みを終え、また、茉莉花を抱き上げたまま閨に戻った。
そっとベッドに下ろし、その隣に横になり茉莉花を抱きしめながら、、、、、
此処でも、、、何か考える様な素振りで、、、、
『、、、、茉莉花。』
『はい。』
『、、、、、、貴様は、このままここに住まわす』
『えっ‼️
ここ、、とは、、、、、、
安土城にでございますか❓』
『ああ、、、、だが貴様の部屋はこの天守だ‼️』
『ええっ?
そ、それは、、、』
『もう、貴様を手放さないと言ったはずだが❓
ふっ、、、、この信長がここまで、一人の女子に執着するとは、、、
どうしたことか、、、。』
『貴様だからなのだろうな』
『それは、、、、とても、嬉しいのですが、、、
その様な事宜しいのでしょうか❓』
『案ずるな。
貴様との婚姻の準備は早急に進める。
貴様の両親も明日、城に呼ぶ様に手配しておる。
そこで、貴様をこの信長の正室とすることを伝える。』