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【R18】さぁ、復讐を始めよう。

第3章 婚約と同棲


「ってて......」



「あっ、穂乃香さん!

起きた!?

良かったぁ...意識飛ばしてたみたいだから心配した...」


「あ、そうなの?

お風呂でのぼせちゃったかな...」


「水飲めそう?」


コップに並々と注がれた水にストローがついている。


「ありがとう」


水をゆっくり飲み込むと、渇いた口内が潤っていく。


「まだ気持ち悪かったりする?

それとも頭痛い?」


「ちょっと気持ち悪さはあるかも...」


「そっか。

ごめん、無理させちゃったよね...」


シュン...と項垂れる晴人くん。


「これに懲りたらお風呂ではシないこと。

良い?」


「......ハイ」


渋々といった様子で頷いた。


「穂乃香さん式の日取りはいつが良い?

やっぱり急ぐ?」


「急がないよ。

ゆっくり私達のペースで良いと思ってる」


「それもそうだね。

あ、そうだ穂乃香さん。

明日の朝ご飯は俺が作りますから、ゆっくり寝てて良いですよ」


「え?悪いよ。

晴人くんだって朝は寝てたいでしょ?」


「そりゃそうだけど......。

じゃあこうしましょ!

食事と洗濯は当番制。

どっちかが1日食事で、もう片方は洗濯。

ど?」


「分かったわ。

じゃあ明日の食事はよろしくね」



「もちろん!

穂乃香さん何が好き?何食べたい?」


「んー、オムライス!」


「オムライス?デミグラ?」


「......ケチャップ」


「ぷっ...可愛い」


「お子様だって言いたいんでしょ」


「そんなこと言ってない」


「でも晴人くん笑ってるじゃない」


「ごめんって」


クスクスと笑う。
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