第7章 糸と糸
原田
「じゃあ、快気祝いってことで!
乾杯!!」
「ありがとうございます乾杯(*´ω`*)」
“キィーン”
原田さんは、
もうひとつの椅子を窓際に持ってきて
私の横に座った。
原田
「、覚えてるか?
伊東の反乱が起きる前に呑みに行こうって話したこと。」
「あー、はぃ。覚えてますよ。
それでわたし..山田さんと先に約束していたから
お断りしちゃったんですよね💦」
原田
「そうそう!
俺、あれすっげぇショックで涙で枕濡らしたんだぜ?」
「あははっ..ごめんなさい💦」
原田
「...、
ちょい、こっち来てみ?」
「え?」
(真横に居るのに...?)
原田
「ほら、来てみ?」
隣に居るのに手招きをする原田さん。
わたしは、
手に持っていたアセロラサワーが入ったグラスを
側のテーブルに置き、原田さんの前に立った。