第1章 女中
今日も夜勤なので、
夕刻に出勤した。
「(・_・)...」
夜勤の始まりは夕礼に参加する事から始まる。
夜勤組の隊士さん達の後ろ..
最後尾にポツンと座り、ただ居るだけ。
(へぇ〜、今日は原田さんの隊が夜勤なのね(^^))
土方さんの話はだいたい、
隊士さん向けなので私にはあまり関係がなく
つい色々考えたりしてしまう...
土方
「過激派攘夷浪士の動きが激しくなってきている。
今夜も何も起こらなければ良いが、
夜回りをするときは十分注意しろよ。」
隊士etc...
「(^o^ゞ」
(隊士さんの夜のお菓子、
今日は何をお出ししようかなぁ...
昨日は大福だったから今日は...)
私は土方さんから視線を外すと、
中庭に視線を移した。
外は木枯らしが吹いていた。
今は秋...凄く寒そうだ。
(よし!決めた(*^^*)今日は...)