第4章 芽生える愛情模様
伊東
「出せ。胸の書状を....」
「え💦書状ですか....?💦
篠原さんに頼まれた松平様宛の....」
“ギュッ!”
伊東
「何を言っている...
篠原はお前が勝手にその書状を持ち出すところを、
見つけて僕に報告しに来てくれたんだぞ。
..いったい何処に、
その極秘扱いの書状を持って行こうとしていんだ?」
“ササッ...”
伊東さんの、その話に反応した
ついてきた隊士さんが私を取り囲んだ。
(篠原さん!!やっぱり!!)
「ですから...
私は篠原さんに頼まれて、
今から松平様のところに...」