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Vampire kiss(太輔)

第2章 想い


コンサートツアー最終日


俺は楽屋に彼女を招待した。


太輔「えーと、彼女がちゃんです」


俺はみんなにちゃんを紹介した。


「みっくん、タマちゃん、横尾さん、みやっち、千ちゃん、ニカちゃん初めまして!です」


俺を含め、メンバー全員が驚いた。


宏光「えっ?俺たちの事知ってるの?」
渉「太輔から、何も知らないって聞いてたけど……」
「はい。正直、皆さんの事知らなかったです。でも太輔くんがコンサートにおいでって言ってくれたから、それならメンバーさんの名前くらいは知っておかないと失礼かなって思って………それで昨日職場の人に教えてもらったんです」
太輔「そういえば職場の人、キスマイファンだって言ってたよね」
「うん、そうだよ……あ、でも安心して!私が今日ここに来ることと、太輔くんと連絡取ってることは秘密にしてあるから」



そう言うとちゃんはニコッと笑った。



宏光「かわいぃー」
渉「うん、それになんていい子なんだろう」
俊哉「ねぇねぇちゃん。よかったらガヤさんだけじゃなくて、俺ら全員と友達にならない?」
高嗣「うん、それいいね!」
裕太「宮田、たまにはいいこと言うじゃん!」
俊哉「俺はいつでも、いい事しか言わないの!」
宏光「はいはい(汗)」
健永「ねぇちゃん、どうかなぁ?俺達と友達になってくれる?」
裕太「俺達と友達になったら、もれなくワッターの美味しいご飯がついてくるよ!」
渉「そこ、押すとこ?」


宮田の提案に、少し驚いていたちゃん。


「私なんかと友達になって大丈夫ですか?」
俊哉「うんうん、大丈夫、大丈夫!」
宏光「問題ないっしょ!」
渉「俺、ちゃんの好きな物、何でも作るよ(笑)」
高嗣「むしろ、友達になって下さい」
健永「俺、ゴリラのモノマネ上手いから、友達になったら楽しいよ!」
裕太「誰も聞いてないって……」
「こんな楽しい人達と友達になれて嬉しいです。よろしくお願いします」

はにかむちゃん

その顔をポーとした顔で見取れる野獣共……(笑)

太輔「ちゃん、無理しなくていいよ。断ってもいいんだよ」

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