【千銃士】今度こそ、貴方と共に【僕のヒーローアカデミア】
第1章 プロローグ
※最終章、少しネタバレあり。
貴方達がいたから、頑張れた。
貴方達がいたから、生きる意味を見つけられた。
その中でも、貴方は特別…
「騎士の誇りにかけて、お前を守ってやるよ」
初めはすまし顔だった貴方は、いつからか、照れくさそうに言っていた。
私も、ずっと傍で守ってくれた貴方に心惹かれた。
けど……私の身体は、もう…駄目だったみたい。
世界帝軍との最後の戦いで、相当な力を使った。
世界帝の身体を治すとき、実は限界を超えてたの。
みんなに見苦しい姿を見せたくなくて頑張ってたけど、もう限界…
でも、銃の中から見てるよね…失敗したなぁ…
口を動かすだけで激痛が走り動かせない体、まともに見えなくなった目、辛うじて聴こえる耳……
だんだんと遠くなっていく意識の中で、上司から貴方達の声を聞いたの…
「マスターは薔薇の傷の影響で、だいぶ弱ってる」
「だがら、もしマスターが死んだ時…俺をマスターの棺桶に入れて、一緒に燃やしてくれ」
上司からこの言葉を聞いた時思った。『何を言ってるんだ?』と…
それと同時に、凄く……嬉しかった。『独りじゃないんだ』と…
「他の貴銃士達も同意している」その言葉
薄らと開いた目で、見えにくくなった目で、貴方達を見た。
もう貴銃士としての姿は見えないはずなのに、何故か…凄く優しい目で、私を見ていててくれた…気がする…
嬉しくて、嬉しくて……涙が零れ、自然と口角が上がり声を発した。
『ありがとう』
そして意識が一気に遠のくなった……私の声は届いたかな?
遠のく意識の中、思った。
ベスくんの本体だけで、4kgあるんだぜ?
全員分棺桶にいれて、壊れない?内臓グチャってならない?
皆……最後までこんなマスターで、ゴメーンね☆
5/15 少し編集しました!