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彼の背中を追いかけて

第5章 Nicht vergessen


それから日にちが経つごとに症状は悪化していった

ほとんど死ぬ前に近かった

「フェナ・・頼むから死なないでくれ!」

「へい・・ちょ・・う、私は・・・あなたといられて幸せでした・・だから最後に」

チュッ

「・・!」

これがフェナの最後のキスになった

「ありが・・とう・・・」

そこでフェナの心臓は止まった

「・・・っ!」

「なあ、フェナ嘘だろう?・・嘘だと言ってくれ!」

机を思いっきりたたいた

その拍子で何かが床におちた

拾い上げると手紙だった


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