• テキストサイズ

彼の背中を追いかけて

第5章 Nicht vergessen


それから何日が過ぎた

でも、私が巨人だということはまだ他の人には知られていない

と、いうことは兵長が約束をちゃんとまもっていてくれている証拠だ

私は訓練を済ませるといつもの場所へ向かった

「あっ、、やっぱりここにいたんですね」

「なんだ、フェナか・・どうした?」

私が巨人ということを忘れているかのようにいたって普通だった

「約束、ちゃんとまもってくれてるんですね」

「当たりまえだ。もし誰かに言ってしまえばお前の命が危うくなるからな」

ふと、足元に視線をそらす

「あっ!花がいっぱい咲いてますよ!・・・そうだ、ちょっと私がいいというまで後ろを向いていてください」

「・・なんかよくわからんが後ろを向いていればいいんだな」


・・数分後

「兵長!もう前を向いていいですよ〜」

「いったい何を・・・!」

リヴァイにフェナから何かを被せられた

「花で冠つくってみました!兵長似合ってますよ」

「そ、そうか?・・ありがとう////」

恥ずかしりながらも嬉しそうだ

「私から感謝の気持ちを込めてあなたに送ります!」


久びさのまったりとした時間だった
/ 30ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp