第5章 Nicht vergessen
それから何日が過ぎた
でも、私が巨人だということはまだ他の人には知られていない
と、いうことは兵長が約束をちゃんとまもっていてくれている証拠だ
私は訓練を済ませるといつもの場所へ向かった
「あっ、、やっぱりここにいたんですね」
「なんだ、フェナか・・どうした?」
私が巨人ということを忘れているかのようにいたって普通だった
「約束、ちゃんとまもってくれてるんですね」
「当たりまえだ。もし誰かに言ってしまえばお前の命が危うくなるからな」
ふと、足元に視線をそらす
「あっ!花がいっぱい咲いてますよ!・・・そうだ、ちょっと私がいいというまで後ろを向いていてください」
「・・なんかよくわからんが後ろを向いていればいいんだな」
・・数分後
「兵長!もう前を向いていいですよ〜」
「いったい何を・・・!」
リヴァイにフェナから何かを被せられた
「花で冠つくってみました!兵長似合ってますよ」
「そ、そうか?・・ありがとう////」
恥ずかしりながらも嬉しそうだ
「私から感謝の気持ちを込めてあなたに送ります!」
久びさのまったりとした時間だった