第3章 好きという感情
あの日から私は兵長のことしか考えられなくなった
何をしていてもつい考えてしまう
(やっぱり好きと言うべきなのかな・・)
そして私は決心した
(よし決めた!自分の気持ちを伝える!)
とはいったもののどうして伝えたらいいかわからない
そんなことを考え続けていたある日
壁外調査がもうじき行われることを耳にした
(壁外調査って大半の人が死んでしまうんだよね・・)
(もし死んでしまったら伝えることができない)
後悔はしたくなかった
そこで明日の夜伝えることにした
私は今日の仕事を終わらせると兵長に明日の夜、話があるの
で来てくださいと伝えた