第9章 伝えきれないほどの感謝を
翔「おいで」
わちゃわちゃの後 みんなが帰って
風呂入って またビール飲んで
他愛もない話をしながらベッドに横になって
智「ん」
俺の腕の中にすっぽり収まって
智「社長もゆっくり休めるといいなぁ…」
翔「ゆっくり休めるよ 逆にゆっくりしすぎてて退屈なんじゃない?」
智「はは そうかもな」
クスクス笑って
俺の胸板に 頭ぐりぐり擦りつけて
智「嵐が さ」
翔「ん?」
智「嵐が休み入ったら ホントに旅行行きたい」
翔「そうだね 気合い入れてプランニングします」
智「ふふ お願いします」
あなたが望むなら
どんな無茶な日程でも 段取りつけるよ
智「社長も連れて行こうなぁ…」
翔「連れて行こうね おやすみ 智くん」
背中をポンポンしてると
しばらくすると
可愛い寝息が聞こえてくる
社長 見えてますか?
櫻井と大野は ずっと一緒に
いつまでも あなたの思い出を胸に抱いていきます
だから
まずは ゆっくりと
そこからみんなの事を見守ってて
俺たちが休みに入ったら
旅行についてきてください
そこでまた 俺たち5人の
あなたへの伝えきれないほどの感謝を
あなたへの思いを 感じていただけたら嬉しいです
だからそれまで
ゆっくり 休んでください…
END