第9章 伝えきれないほどの感謝を
相「じゃあさ! 休みに入ったらみんなで都合合わせてどっか旅行行こうよ! ジャニーさんの写真持って!」
潤「あ それいいねぇ」
智「みんなは仕事あるじゃん」
相「だから都合つけてって言ったでしょ! 嵐を旅する展覧会も始まったことだし 嵐が旅する慰安旅行?」
翔「慰安旅行ね(笑)」
智「それでもいいかなぁ(笑)」
ニ「それでもって何ですか 国民的アイドル達の旅行ですよ?」
ホントに素直じゃないなぁ
それでもじゃなくて
それがいい って思ってるんじゃない?
相「忙しいのは多分翔ちゃんだけだから最悪行けないのは翔ちゃんだけで!!」
翔「おい!」
智「はははっ!」
翔「笑わないで智くん! 大体俺がプランニングするんだから俺も行くに決まってんだろっ!」
ニ「えー 翔さんのプランニングだと分刻みじゃないですか そんなせかせかした旅行疲れちゃいますよ」
翔「旅行は少なからず疲れるもの! うちに帰ってきてやっぱりうちがいいねぇ〜までがセットでしょうよ!」
潤「いっそのこといつぞやの伊豆旅行みたいに翔くんだけいなくても(笑)」
翔「松潤まで!」
智「ははははっ!」
翔「智くん!」
智くんが腹抱えて笑って
みんながわちゃわちゃして騒いで
ねぇ 社長
嵐は
不安いっぱいでデビューした 頼りない子供たちだったけど
みんなでしっかり手を繋いで
20年歩いてきて
こんなに仲良しです
俺たちを嵐にしてくれて
ありがとう
感謝してもしきれないけど
それ以上の言葉が見つからないから
感謝しています