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俺たちのSong II 【気象系BL】

第8章 いつもの癖で



潤「え」
翔「俺にも言わなかったんだけどね 寄ってきた時も脚に触った手も熱かったからあれ?って思ってたら帰ってきてバタン」
潤「うそ」
翔「Tシャツのデザインとかもあったし何よりツアー中だし 疲れが出たんだと思うよ」

待って じゃあ

翔「俺に寄ってきたのも脚に手を置いたのも多分怠かったんだと思う」

俺は リーダーの体調にも気が付かないで

翔「さすがに松潤でも気付かないよ 他の2人でさえ気がつかないんだし俺だって触ったからわかっただけで あの人ほら 言わない時は絶対言わないからさ」
潤「俺 謝ってくる そんな事知らないで好き勝手言った」

ニノたちと3人で数メートル先を歩くリーダーのところに行こうと
そしたら
翔くんが 俺の腕を掴んで

翔「あの人は絶対熱があったって認めないし もういいと思うよ」
潤「でも」
翔「むしろ嬉しかったんじゃない? 松潤がそうやって見ててくれてる事が」
潤「俺が? 俺はいつでもみんなを見てるよ」
翔「うん まぁそれが松潤の役割みたいなとこあるしな でもあの人はあと1年半もしたら見てもらえなくなるのを自分でわかってるから」

そうだ リーダーだけ

翔「今のうちにたくさん見て怒ってあげて(笑)」

リーダーの中に
自分のせいだって思いがあるのは知ってた

でも 翔くんに言われて
改めて
リーダーはしばらく休むんだって
テレビで見る事は出来なくなるんだって

そう思ったら

自然に涙が流れてきた






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