第7章 箸休めII
智「でも まだまだ翔くんもおいらの事わかってねーんだなぁ」
みんなでデリバリーの料理を食べて
飲んで騒いで
お疲れ様ーなんて帰って
片付けをしながら ポツリと言われる
翔「聞き捨てならない事を」
智「えー だってそうなんだもん」
あなたの事をわかってない?
俺に限ってそんな事ある?
智「えっちに不満があって一夫多妻制に拗ねたワケじゃねーよ」
翔「え」
智「翔くんさぁ 寝る時いっつも腕枕してくれんじゃん?ぎゅうぎゅう抱っこして 疲れてたんだろうな 最近抱っこしてくれる前にイビキかいて寝ちゃうからさ ちょっと寂しかっただけ」
翔「智くん…」
智「愛情を感じてないワケねーけど ほっとかれてる感じがしてさ」
もう ホントにあなたって人は
翔「じゃあ俺赤ま○し飲む必要無かったじゃない」
智「まぁあれはあれで良かったけど(笑)」
翔「ふふ」
こんな可愛い事言うあなたを
これからもずっと抱きしめていたいよ
翔「じゃあ今日はがっちりホールドして寝るからね」
智「プロレスじゃやだかんな 優しく抱っこしてくれよ」
可愛い 愛しいあなた
いつまでも
いつまでも俺の腕の中にいてね
END