第3章 サクライシールド
智「まぁ 見てりゃわかんだけど」
そう言ってるそばから 筋トレを終えた翔ちゃんが
サクライシールドを手に取って
ソファに寝転がるや否や
自分の顔を覆うように シールドをかぶって
智「いわゆるふて寝ってやつかな 誰も話しかけるなって」
相「えー!!」
そりゃあさ
どうしてツアーの楽屋にサクライシールドがあるのか
俺も不思議だったけど
てか シールド無くてもいつも寝てんじゃん!
何なのそのわざとらしい構ってアピール!
翔ちゃんめちゃくちゃかまちょになってるよ!!!
智「忙しいから疲れてんだろうな だからホテルも別の部屋にしてもらってんだけど」
相「それだ」
智「なんて?」
相「原因はりーだーだね」
智「おいらぁ?」
ツアー中 ホテルで
いちゃいちゃラブラブに過ごせると思ってたんだろうな
それが別室にされちゃったから
どーせ俺なんて っていじけちゃって
シールド使っちゃってんだ
りーだー 気付いてあげてよ(涙)
さすがの俺だって わかっちゃったもんね!
えっと でもこういう時
どうすれば上手くいくんだろう?