【※R18】カラダからはじまってもいいですか?【現パロ】
第2章 第1章 過去の事
こんな事があっても時は無情にもすぎていく。
あっという間に彼と別れてから1ヶ月がたった。
仕事の事以外考えないようにしてたからか、えらく時間が早く過ぎていく気がした。
「やほぉおおおおおい!!ミユー!!!」
大声を上げて飛びついてきたのは親友のハンジ。
『うるさいなぁっ!なにっどうしたの?』
「どうしたもこうしたもないよ!!明日ここの部署の飲み会があるんだ!!一緒に参加するぞ!!」
『会社の飲み会かぁ』
明日は金曜日。前の私だったら断っていただろうが今回は違った。
『ん〜参加するよ!!やけ酒するもん!!』
「そうだね!!飲んであんな男を忘れよう!!」
『そだねっ!』
彼女といると不思議と笑顔になれる。
でも真面目に相談にのってくれたりとほんとに頼りになる親友だ。
『おいっお前ら…うるせぇ…特にクソメガネ』
背後から不機嫌なオーラが漂う中振り向くとそこにはリヴァイ部長がいた。
『あっすみません!』
「別にいーじゃないか!飲み会の話で盛り上がったくらい!」
『それはいいが声のボリュームを抑えろってことだ。
お前の声は頭ががんがんするからな』
「はーいわかったわかったはいはいっ」
適当にあしらうハンジに私は背中から嫌な汗がながれてきた。
いくら腐れ縁だからってあくまでも上司に…。
『ちょっハンジ!上司にむかってそんな…』
「いーのいーの!こいつとは腐れ縁だから!!同期だと思ったらすぐ出世するあほだから」
『ほぅ…上司にむかってあほだのばかだの…』
「上司じゃないじゃん!同期じゃん!」
『今は上司だろうが。まぁお前よりかは頭の構造がいいからな』
「きぃー!!むかつくー!」
『あはは…ハンジ落ち着いて・・・』
『おいっミユこいつを頼んだぞ』
『はっはい!』
そういって部長は自分のデスクへ戻っていった。
あっそういえば初めて部長としゃべった。
なんで私の名前知って…
いやまぁ同じ部署だし知っててあたりまえ…
いやでも…
ん〜まぁいいっ細かいことは気にしないで今は仕事に集中!!
と心を切り替えた。