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【※R18】カラダからはじまってもいいですか?【現パロ】

第5章 第4章 表情






シャー________


シャワーを浴びながら昨日の事を思い出す

(部長うまかったなぁ...)

なんて考える

やっぱりモテそうだしね、まぁ経験とか人の倍ありそう。
もしかしたら、セフレとかごまんといて自分もその中の1人なんじゃないかと思うと胸が締め付けられるように痛くなる。


昨日から感じるこの気持ちはなんなのだろうか。
いや答えは分かってる。
わかっているけど...

(一夜限りの関係を持った私が持っていいものではない)

とセーブをかける。

まだ大丈夫。まだ大丈夫。
と自分に暗示するように心に訴えかける。



なぜか心にポッカリと穴が空いた気がした。




ガラスの扉をあけ身体を拭き下着まで綺麗に畳まれた衣服達を手に取り着る。

藍色のワンピースからは部長の香りがして心がキュッ傷んだ。


『上がりました〜』

そういいリビングに入るとパンのいい匂いがする。

机の上には色とりどりのサラダに焼けたトースト、スクランブルエッグなどが置いてある


(女子力が高い...)

なんて思う。昨日から部長に驚かされっぱなしだ。
そんな事を考えていると


『丁度いい所に...紅茶かコーヒどちら派だ?』

そう言いケトルにスイッチを入れる部長に

『紅茶派です!』

というと

奇遇だな俺も紅茶派だ

と言われ、確かに会議の時も部長は紅茶だったな...なんて考えをめぐらせる


そこに座れと視線で促され、おずおずとダイニングテーブルのイスに座らさしてもらう。


片手に持っていたスマホの画面の電源をつけると

9 : 22

という数字が見える

昼まで寝過ごしていた...という訳ではなくほっとしていると

カタン______

という音が聞こえ顔をあげると
白のマグカップが机に置かれる。
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