第3章 キヨ×ヒラ
キヨ「…言えるじゃん。」
と呟いた。
恥ずかしくなり、思わず目をつぶった僕。
その直後すぐに彼の温もりが降ってくる。
チュウ、
ヒラ「っん、」
キヨ「かわい…」
ヒラ「キヨ…嬉し、/」
キヨ「っ/」
彼の頬が赤みを増した、
かと思うと腰の動きがさらに早まった。
グチュグチュ、ズチュヌチュ…パンパンパンッ
ヒラ「あぁっ!すご…ぃっ」
キヨ「ヒラ…も、やばい…」
ヒラ「イ…イきそっ…?/」
キヨ「はぁ…っぁ…」
僕の問いには答えず、
再び夢中になってキスを落とす彼。
キヨ「んぅっ、ぁ…」
ヒラ「んんっ、…キヨ、ぼく、も…イっちゃ…ぁ」
キヨ「ヒ…ラ、イク…っ」
ヒラ「イこ…ぁ、いっしょに…キヨ…すぅ、き!」
キヨ「ひ、らぁっ、ぁあ!イク、出るっ…愛、してるっ」
ドピュドピュっ、ビュルル…
キヨ「ぁ…はぁ、はぁ…ヒラっ、」
ヒラ「んぅ…は、」
同時に絶頂を迎え、息を整える。
快感に満ち溢れ、ビクビクと身体が痙攣してしまう。
キヨ「ヒラ、」
ヒラ「キヨ…/」
あれだけ愛し合った後だというのに、
まだ僕を呼び捨てで呼ぶ彼。
そんな彼の目をじっと見つめる。
キヨ「//」
彼は照れた顔を隠すように、僕を抱きしめた。
キヨ「なぁ、/」
ヒラ「ん…?」
キヨ「すげぇ…よかった…/好きだよ…っ」
ほらね。
最初に言った通りだったでしょ…?
そんな彼のことが、
ヒラ「僕も…大好きだよ!」
-END-