第19章 赤井side5※
沖矢は俺なのだから
居ないのも当たり前で。
赤「残念だが、
沖矢は朝早くから外出している」
その言葉を聞いた彼女は
大きく肩を落としガッカリした
そんなに沖矢がいいのか。
複雑な感情が芽生え
苛立ちに変わる
彼女の頬に手を伸ばすと
ピクリと身体を跳ねさせ
ぎゅっと目を瞑り
顔を紅潮させる
今朝の事でも思い出したか、と
言えばむすっと怒りだして。
俺は今朝からずっと
彼女の扇情的な顔が
脳から離れないというのに。
赤「今朝の続き、しようか?」
そう言いながら彼女の
体を抱き上げ
リビングのソファに腰掛けた
ジタバタと暴れる彼女の
抵抗を無視して耳元に唇を寄せる
ペロリと耳を舐めれば
反応を示す身体
『…あっ…やっ…ぁかいさっ…』
赤「可愛いな…もっと感じてくれ」
首筋を舌で舐めれば
甘い声を響かせる彼女
その声が俺の
理性を麻痺させる
左手を服の中に入れようとすれば
両手でそれを掴み
か弱い力で阻止しようとする。
胸の飾りまで到達し
そこを弄れば
ビクビクと小刻みに身体を震わせ
感じる彼女
こうゆう事もした事がないんだろう
その初々しい反応が可愛い
『…あかいさっ…ぃや…だめっ』
赤「身体は気持ち良さそうに
反応しているが?」
彼女の身体をしっかり支えて
服をめくりその飾りに
吸い付けば一段と
可愛い声を漏らした
『あっ…あっ…やだっ…変になるっ』
赤「そのまま…快楽に溺れてしまえばいい」
気持ち良くなって
足りなくなって
俺を求めればいい…
頭の中が気持ち良さで
いっぱいになって
他に何も考えられなくなればいい
このまま全部食べてしまいたい…
『…あっ…あかいさん…んぁっ…』
彼女の口から聞きたい。
"気持ち良い"という言葉を
赤「素直になれ」
『んぁっ…ぁっ…だめ…
…きもちぃ…あっ…』
可愛い…もっと溺れろ
溺れてしまえばいい…
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