• テキストサイズ

届かないとしても

第4章 そんな所も好き*


「……………デートしても良いですよ」

「はいやっぱり駄目ですよね…え?」

「良いんですか!?」

「はい。その変わり条件をつけますよ」

「なんですか?なんでも聞きますよ!」

「デートする変わりに教室に来ない事を約束してください」



な~んだそんなことか!

……………ん!?


「なんですかその条件!無理です!」

「なら永遠にデートは無理ですね」

「うっ」

先輩め……酷いですよ
私が毎日学校へ行けるのは先輩に会えるからなのに!

「…それ以外にないですか?」

「はい」

即答だ。
どうしよう。先輩とデートはしたいけど先輩に会えないのは嫌だ…

「あと3秒でどちらかに決めないとデートもしませんし教室にも入らせませんよ」

「えっえっとあの」

「デ、デート!したいです!」

「わかりました。では来週から教室に来ないでくださいね」


あ。やってしまった。でもデートは嬉しい。
う~ん、まあ来週考えれば良いか!
明日の服装考えないと!
/ 25ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp