第1章 はじまりの時
ーーー時は、西暦2205年
“歴史修正主義者”と呼ばれる者達が、過去へ干渉して歴史の改変を目論んでいた。それを止めるべく、時の政府は対抗策を投じた。物に宿る想いや心を目覚めさせ具現化する力を持つ“審神者”となる者を探し出し、歴史修正主義者の目論みを打ち切れと命じたのであった。審神者は長き歴史の中に存在する刀剣に力を注ぎ、刀剣の付喪神である“刀剣男士”を顕現させる。そして、審神者と刀剣男士、歴史修正主義者、それら双方を良しとしない第三の勢力“検非違使”の戦いが、始まったのであった。