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三國の世、戦乱を生きた者達【真・三國無双】
第3章 君だけだよ 【 郭嘉 夢 】
「私のこの口が愛を囁くのは、邑、君だけだよ」
「っ…!」
カッと顔がさらに紅潮するのがわかった。勢いよく彼を見れば、にこりと穏やかな笑みを見せるばかり。
「〜〜〜っ、ばかっ!」
居たたまれなくなって机に顔を突っ伏せる。してやった彼はそれからはもうどこかへ行こうとせず、彼女の隣で酒を愉しんだ。
(このおふたりさん、俺がいること途中から忘れてるんじゃないんですかねぇ)
すっかり見慣れた光景に、賈詡はやれやれとため息をつくのであった。
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