第8章 一難去ってまた一難
ソルは絶賛お風呂中。
しばらく使ってなかった部屋を適当に掃除し、やっと落ち着ける時間がやってきた。今日は本当にいろんな事があった…まず異世界から誰かが来るなんて思ってないから普通。それだけでびっくりなのに、王子(仮)はここに世話になるって決めるし、ストーカーが刃物突き出してくるし…ろくな事ないな。
まあ、一年という期限を設けたわけだし、なんとかなるよね…
そういえば、なんか忘れてる気がするんだよな…他に何か必要だと思ったものあったっけ?んー?
ピンポーン
必死に考えているとインターホンが鳴った。
誰だ…?もう22時を回っている。こんな時間に普通は誰も来ないはずなんだけど…ストーカーがまた?そんな事ある?
自問自答していると…
ピロリン
今度はスマホの通知音がした。
とりあえず画面を見たのだが…
その瞬間、私は凍りついた。