第9章 転校生の時間 パート1
イリーナ「自己進化する固定砲台...すごいわね」
烏間「彼女が撃ってるのはBB弾だがそのシステムはれっきとした最新の軍事技術だ
確かにこれならいずれは..」
貴女「でも、これが卒業まで続いたら生徒達が満足に勉強できません」
~翌日~
自律思考固定砲台さんはガムテープでぐるぐるにされていた
律「殺せんせー、この拘束はあなたの仕業ですか?
明らかに生徒に対する加害であり「ちげーよ俺だよ」」
寺坂「どー考えたって邪魔だろーが
常識ぐらい身に付けてから殺しに来いよポンコツ」
確かに昨日みたいなのがずっと続くと考えると僕ら受験生にとっては痛手だ
渚side終
仕事が終わらなくていつもより遅い時間まで学校に残ってると教室に明かりがついているのが見えた
不審者かと思ってそーっと覗いてみると殺せんせーと自律思考固定砲台さんが何かしていた
貴女「何しているんですか?」
殺「ニュヤー!?なんだ美羽先生ですか脅かさないでくださいよ
危害を加えるのは契約違反ですが、性能アップさせることは禁止されていないのでちょっと改良を」
へぇー殺せんせーいつもお金がないと嘆いているのに機材買うお金どこにあったんだろう
あっ給料日か!
貴女「手伝いますよ
私も自律思考固定砲台さんと仲良くなりたいので」
渚side
~朝~
教室に入ると何か体積が増えた自律思考固定砲台さんがいた
律「おはようございます!!渚さん、杉野さん!!」
...いったい何があった!?
殺「昨日、美羽先生と一緒にちょっと改良したんです
総額170万9千円
先生の財布の残高5円!!」シクシク
律「今日は素晴らしい天気ですね!
こんな日をみなさんと過ごせてうれしいです!!」
転校生がおかしな方向へ進化してきた
今日一日自律思考固定砲台さんは【律】と名付けられ殺せんせーも嫉妬するほどに人気になった
渚「うまくやっていけそうだね」
カルマ「んーどうだろ。寺坂のいう通り殺せんせーのプログラム通り動いてるだけでしょ
機械自体に意思があるわけじゃない
あいつがこの先どうするかは開発者が決めることだよ」