第4章 カルマの時間
カルマ「あはは生活リズム戻らなくて
下の名前で気安く呼んでよ
とりあえずよろしく先生!!」
殺「こちらこそ楽しい一年にして行きましょう」
殺せんせーと赤羽くんが握手をすると先生の手が溶けた
カルマ「へー本トに速いし本トに効くんだこのナイフ
細かく切って貼っつけてみたんだけど
けどさぁ先生こんな単純な「手」に引っ掛かるとか
しかもそんなとこまで飛び退くなんてビビりすぎじゃね?」
渚(初めてだ殺せんせーにダメージを与えた生徒)
カルマ「殺せないから「殺せんせー」って聞いてたけど
あっれぇせんせーひょっとしてチョロイ人?」
殺せんせーの顔が赤くなっていった
これは怒ってるな
赤羽くんは凶器や騙し討ちの基礎はこのクラスでもトップだ
でも最初くらい普通の挨拶してほしかったな
貴女「赤羽くん、挨拶くらい暗殺なしでしてください」
カルマ「あー美羽先生ごめんごめん
先生を殺せるとかテンション上がっちゃって待ちきれなかったんだ
ていうかそろそろカルマって呼んでよ」
貴女「ハァー分かりました
みんな次小テストだから遅れないように
カルマくんもね」
小テスト中のE組をちょっと覗いてみたら
壁パンしてるタコがいた
私は何も見なかったことにして教員室に行こう
そう何も見ていない
でも気になるからあとで生徒に聞こう
~教員室~
それから生徒たちにさっきあったことについて聞いた
教員室にジェラート持ち込むなよ
しかもまた買いに行ったそうな
それよりカルマくんの先生への接し方はD組だったときの担任の先生のせいだろうと思ったから
信頼されるようにちょくちょく家庭訪問とか行ってたのにな
やっぱ私じゃ力不足だったのかな
~次の日~
殺せんせーと教室に入っていく
殺貴女「「おはようございます」」
シーーーーン
無視ですか!?えっ泣きそう
?みんなどこ見て...タコ!?
あカルマくんの仕業ですね
カルマ「ごっめーん!殺せんせーと間違えて殺しちゃったぁ捨てとくから持ってきてよ」
殺「分かりました」
カルマ(来いよ殺せんせー
身体を殺すのは今じゃなくても別にいい
まずはじわじわ心から殺してやるよ)