第4章 4話
時は5分ほど前に遡る──────
彩夏に振られたばかりの爆豪の周りには上鳴、切島、瀬呂の3人がいた。
相澤と轟が教室から出てしばらくたってから教室を出た4人は食堂に向かっていた。
(上鳴)
「いやー、さっき爆豪どんまいだったな!!!」
(瀬呂)
「轟もやるなぁー」
(切島)
「漢だったぜ、爆豪!」
(爆豪)
「うるせぇ、てめぇら!!!!ついてくんな!!!」
(上鳴)
「いーじゃん、相澤いないんだから一緒に食べよ?!」
(爆豪)
「死ねぇぇえ!!!!」
(瀬呂)
「ほら、爆豪落ち着けって。
あ、俺席取ってるから先に選んできていーよ。」
(上鳴)
「おー!まじ?さんきゅ!」
(切島)
「じゃあ俺瀬呂の分買ってくるわ。何がいい?」
(瀬呂)
「おー、さんきゅ。
えーっとじゃあ─────」
(爆豪)
「.........チッ」