第3章 3話
ドォォォォォン
(彩夏)
「なに?!この音?!?!」
(飯田)
「爆豪君か?!何をしているんだ彼は!!」
麗日がチャンスと思い自身を無重力化しようとしていることに相澤は気がついていた。
流石ヒーロー免許所持者であり、ヒーロー活動を行っていた者である。
その辺の抜かりは一切ない。
(彩夏)
「ごめんねー、お茶子ちゃん。今それやられたらまずいの。
分かって...くれるよね。
だから、ごめんね?」
《create》
相澤はイレイザーヘッドがいつも首に巻いているような束縛布のようなものを麗日に巻き付けた。
(麗日)
「むぅぅぅ...こうなったら!!」
麗日は自身を拘束している束縛布に触れ、束縛布だけを浮かせた。
その後素早く自分自身にも触れて、走り出した。
(彩夏)
「だよね、そう来ると思った。
飯田くん!!!」
(飯田)
「あぁ!
!!!!」