第2章 2話
(マイク)
「じゃあな!彩夏!!イレイザーも。また明日!!!!」
(彩夏)
「うん!バイバイ!!ひざしくん!また明日からよろしくね」
(相澤)
「あぁ。もう来んな」
(マイク)
「ひでぇ!」
マイクが帰り、ドアがガチャッと閉まる音を聞いた2人はすぐにはそこを離れなかった
無言はすぐに破られた
(彩夏)
「本当に休みの日もいつも通り私が────」
(相澤)
「彩夏....どうせ居候させて貰ってる身とか考えてるんだろ...
俺らはそんな気を使う仲だったのか?
頼む...俺との間に勝手に溝を作るな。
嫌なことはなんでも言ってくれ。出来るだけ頑張るから。
だから、そんな無理した顔で笑うのは辞めてくれ...」
(彩夏)
「ごめんね...消太にぃ。そんな顔してた...?
私も約束するから、消太にぃも...約束してくれる...?
──────────」