第2章 2話
緑谷と相澤は何かを話混んでいるようだったが、少し彩夏とは距離があったためハッキリとは聞こえなかった
その状態の中、クラスメイト達は何を話しているのかきちんと聞き取れるよう少しづつジリジリと相澤達の方へと足を進めていた
それを利用して彩夏は1人、体育倉庫の方へと足を進めた
(彩夏)
「やっほー、俊君。“彼”そんなに心配?」
(オールマイト)
「彩夏?!なぜ私がここに居ると?」
(彩夏)
「めちゃ見えてたよ。消太にぃにもバレてると思う。で?緑谷君?だっけ。そんなに心配なの?」
(オールマイト)
「当たり前だろう?!相澤君去年の1年生1クラス分除籍処分にしてるんだよ?!
実を言うと、彼とは馬が合わないんだ...」
そんなもの、見たらわかる
と思っていながらも少しオブラートに包んで反応する
(彩夏)
「そうだろうね。でも、消太にぃは可能性がある人には除籍処分を下さないよ。」
(オールマイト)
「そう信じたいものだ...
ほら、彩夏もそろそろむこうに帰らないと。順位発表があるらしいじゃないか。
頑張って」
(彩夏)
「え?」