第2章 2話
(切島)
「なぁ、相澤ってあの爆豪と張り合ってたし入学初日に先生に呼び出されるとか何者?」
(上鳴)
「マジそれな...俺相澤ちょー美人でおしとやかそうなイメージあったけど全然おしとやかじゃなかったな。」
(切島)
「いや...お前考えても見ろ。
あれでおしとやかだったら、俺ら話せると思うか?」
(上鳴)
「...そうだな。
それよりさぁ!爆豪!
相澤ってちょー美人だったよな!!?」
(爆豪)
「知るか、あのモブ女...ぶっ殺す!!!」
そんなことを言われているとはつゆ知らず、彩夏は相澤の後ろをちょこちょこついて行っていた。
(彩夏)
「相澤“先生”A組担任なんですね。知りませんでした。」
(相澤)
「あぁ。“最近”決まったばかりだからな。
俺はクラスの方の個性把握テストの監督しねぇとダメだから、マイクのところでやってもらってこい。」
知ってたんなら教えてくれたっていいじゃんか...
と彩夏はブツブツと呟く
(彩夏)
「分かりました。わざわざすみません。」
(相澤)
「あぁ。怪我...するなよ。
思いっきりやってこい。」
1歩家の外に出たら私と消太にぃの関係は生徒と教師。
教師としての精一杯の応援だと信じて私は返事をする。
(彩夏)
「はい!頑張ります!では、これで。」