第2章 2話
そう思って席に着くと、
(?Ⅱ)
「おっ初めましての人だ!俺、切島!
切島鋭児郎!!よろしくな!」
先程の彼とは比にならないくらい礼儀正しく挨拶をしてくれる子が現れた
(彩夏)
「初めまして。私、相澤彩夏です。
よろしくね」
(?Ⅲ)
「俺は上鳴電気!!よろしく!」
(彩夏)
「よろしくね」
(切島)
「ほら爆豪も挨拶しとけって!」
(爆豪)
「はぁ?!?!モブ女に自己紹介なんざしたくねぇわ!!!」
切島と上鳴の時とは打って変わって彩夏は顔を顰めた
(彩夏)
「あのさ、爆豪君。
モブ女はやめてもらってもいい?」
(上鳴)
「そうだぞー、爆豪。相澤可哀想じゃん」
(爆豪)
「こいつはモブ女で十分だ!!!BOMB!!!」
(彩夏)
「爆豪君。モブ女はやめて欲しいかなぁ」
これ以上関わるな、という思いを込めてニコリと微笑む
(切島&上鳴)
「ッッ!!!((ビクゥ」
その微笑みに驚いたのは切島と上鳴だけであった
逆に爆豪はそれを挑発と受け取りさらに絡んできた
(爆豪)
「うるせぇなぁモブがピーピー
てめぇの個性なんだぁ...?どうせ、モブはモブらしい個性なんだろうなァ?BOMB!!!」
(彩夏)
「は?うるさいなぁ...
弱い犬ほどよく鳴くって本当だったんなぁ!!
ねぇ、切島君に上鳴君」
(切島&上鳴)
「ゔッッ
ソウデスネ!!!」