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【ヒロアカ】ImageHero Dream

第9章 9話



─────ほんとうにごめんなさい、青山くん。本当はもう少し君の見せ場を作る予定だった。
でも、レクリエーションの前に尾白くん達の発言を聞いていたら手を抜くことが彼らにとって失礼にあたるのでは。と考えた。



試合開始した瞬間、彩夏は自身と青山の周りを想像で煙幕を炊いてカメラや、観客から自分たちを見えないようにして青山を押し出した。

これ以上、勝ち進んでしまえば表彰台に上がることになってしまう。これ以上勝ち進めない彩夏はため息に近い深い、深い、深呼吸をした。

選手用控え室に自分のものを取りに行った後は、すぐにでもあの部屋へ向かいたかったが、少しもクラスの場に居ないのも逆に怪しまれてしまう。少し顔を出して2回戦目が始まった頃にまた行けばいい、と考え彩夏はクラス座席の方へと歩みを進める。




控え室のドアノブを掴もうとすると、其の瞬間にドアノブがなくなった。目の前には爆豪が立っている。彩夏は先程のことが気になるようで、いつもみたいに顔を合わせようとはしなかった。爆豪も爆豪で気になっていたようでいつもみたいには絡んでこなかった。

(彩夏)
「ごめん、すぐ出る。1回戦、頑張って」

(爆豪)
「あぁ。わかっとるわ」




















爆豪は麗日に快勝、そして、緑谷と轟が今2回戦。

彩夏はクラスの皆と一緒に見ていたが、轟の氷結に会い、寒くなってしまったのでリカバリーガールの所へ駆けつけていた。

十分に温まり、クラスの場所へと帰ろうとしたその瞬間。関係者以外立ち入り禁止区域に誰かが立っていた。
迷い込んだのが、誰であるかを確認するため恐る恐る近づくとそこに立っていたのは現No.2ヒーロー、エンデバーだった。

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