第9章 9話
(ミッドナイト)
「予選通過は上位42名!!
残念ながら落ちちゃった人も安心しなさい!
まだ見せ場は用意されてるわ!!
そして次からいよいよ本番よ!
ここからは取材陣も白熱してくるよ!気張りなさい!
さーて第2種目よ!!私はもう知ってるけど〜何かしら!?
言ってる側から
これよ!!」
スクリーンに映し出された文字は【騎馬戦】
(上鳴)
「騎馬戦...!」
(峰田)
「騎馬戦...!」
(蛙吹)
「個人戦じゃないけどどうやるのかしら」
蛙吹の質問に答えるようにミッドナイトが頷きながら話し出す
(ミッドナイト)
「参加者は2人〜4人のチームを自由に組んで騎馬を作ってもらうわ!
基本は普通の騎馬戦と同じルールだけどひとつ違うのが...先程の結果にしたがい各自にPが割り当てられること!」
(砂糖)
「入試みたいなP稼ぎ方式か...わかりやすいぜ」
(上鳴)
「つまり組み合わせによって騎馬のPが違ってくると!」
彩夏以外のA組は次々と自分で解釈したことを話し出す
(ミッドナイト)
「あんたら私が喋ってんのにすぐいうね!!」
と、ミッドナイトはセリフをほとんど取られたためピシャリと言い放った
(ミッドナイト)
「えぇ、そうよ!そして与えられたPの数は下から5ずつ!
42位が5P、41位が10P...といった具合よ
そして...1位与えられるP は
1000万!!!!」
ミッドナイトがそう言った瞬間緑谷の周りに緊張が走る
(ミッドナイト)
「上位の奴ほど狙われちゃう──────下克上サバイバルよ!!!!」