第8章 8章
(蛙吹)
「確かに、どこへ行っちゃったのかしら。ケロケロ」
そんなA組を宥めるようにミッドナイトが話し出す
(ミッドナイト)
「大丈夫よ
体調が優れないから欠席すると聞いているわ」
(飯田)
「そうでしたか!失礼しました!」
ミッドナイトは飯田の言葉に軽く頷き
教科書5ページを開いてー、と生徒に発した
(ミッドナイト)
「この写真の人を知ってる人は?」
その言葉にA組全員の手が上がる
(ミッドナイト)
「じゃあ、この人の名前を言える人!」
(飯田)
「はい!」
(ミッドナイト)
「はい、飯田くん!」
(飯田)
「相澤正義さんです!」
( ミッドナイト)
「正解!
そう、この人は相澤正義(せいぎ)
この人がこの国のヒーローの原点になる人であり、ヒーローの礎を築いたひとです
まぁ、この人を知らない人なんて居ないわよねー」
(飯田)
「それだけではなく、ヒーロー公安委員会の立ち上げやらヒーローネットワークの設立に統括など...相澤グループが運営してます!!」
相澤グループのことについて熱く語った飯田は何故か誇らしげな顔をしていた
(ミッドナイト)
「流石委員長!
今日の議題はまさにそれ!相澤グループのことについて!!
さぁ、耳の穴かっぽじってよくお聞きなさい!!」