第8章 8章
(飯田)
「はっ!
皆ー!朝のHRが始まる!
席に着けー!!!!!」
漸く飯田が彩夏のお説教から離れ、次はクラス全員に呼びかけ始めた
(瀬呂)
「ついてるよ
ついてねーのおめーと相澤だけだ」
すみませんねぇと、呟きながら自身の机の前に着き着席しようとする
と、思っていたのに
突如扉が開き、そこから現れたのは
(相澤)
「お早う」
包帯で顔面が1%も見えない相澤だった
「相澤先生復帰早ええええ!!」
彩夏は驚きすぎて椅子に座り損ね、すごい音を教室に木霊させた
(彩夏)
「いった...」
(爆豪)
「クソだせぇ」
(相澤)
「...なにやってんた相澤...」
(彩夏)
「すみません」
帰ってきたらしばく、と心に誓った彩夏であった
(飯田)
「先生!無事だったのですね!」
(麗日)
「無事言うんかなぁアレ...」
(相澤)
「俺の安否はどうでもいい
何よりまだ戦いは終わってねぇ」
相澤が学校に来たことはもう割り切った彩夏は、消太にぃって意外と盛り上げ上手だよなーと考えていた
(爆豪)
「戦い?」
(緑谷)
「まさか...」
(峰田)
「また敵がー!!」
(相澤)
「雄英体育祭が迫ってる!」
「クソ学校っぽいの来たぁぁぁ!!」