第8章 8章
(彩夏)
「消太にぃ?
一応聞くけどその格好は何?」
(相澤)
「...」
相澤は普段学校に来ていく服を着用しており、学校へ行く気満々だ
(彩夏)
「あのね、1年休めって言ってるわけじゃないの
せめて、この4、5日は自宅安静しなさいって先生が仰ったでしょう
ひざしくんが担任代わってくれるって言ってるんだから、お言葉に甘えなさい」
(相澤)
「...分かった」
やけに素直なのが引っかかるが、承諾してくれたので引き下がる
(彩夏)
「それならいいけど
そろそろ行かなきゃ遅刻しそう
いってきます、消太にぃ」
(相澤)
「あぁ、行ってこい」
(麗日)
「おはよ!彩夏ちゃん!」
ガラガラと大きな大きなドアを開けると麗日が近くに立っており挨拶される
(彩夏)
「おはよ」
(飯田)
「相澤くん?!
もうすぐチャイムが鳴るぞ?!君は雄英生として♡@→&☆#@─────」
直ぐに席につこうと思っていたのに、飯田に捕まり動けなくなった
(彩夏)
「...ちょっと何言ってるか全然わかんない」