• テキストサイズ

【ヒロアカ】ImageHero Dream

第7章 7話



(相澤)
「おい、うるせぇマイク」

先程、彩夏と話している時のような口調はどこかへ行ったのか。マイクに放った言葉は棘で溢れてる。

(マイク)
「Oh...ソーリーソーリー!
邪魔する気はなかったんだぜ、でも、イレイザー着替えとか!忘れたら大変だろ!」


邪魔してるっつー気持ちがあるんなら入ってくんな、と相澤がマイクに突っ込む。

彩夏にはそれが“着替え持っててくれてありがとう”にしか聞こえず笑っていると、

(相澤)
「彩夏...何笑ってるんだ」

(彩夏)
「消太にぃって素直じゃないなって思って。」


(相澤)
「...そんなことはない」

(彩夏)
「そんなことあるんだよ

私お茶とか買ってくるね。ひざしくん
はコーヒーでいいでしょ?」


(マイク)
「イエスイエス!頼む!」

(彩夏)
「じゃあ行ってくるね」


彩夏は、扉を閉めて売店がある地下へと下がる階段を降りる。


やっぱり慣れない...と小声で呟いた彩夏。


相澤がヒーロー活動をして怪我を負い入院になった時、いつも扉の前で時間を過ごしてからしか病室に入れなかった。


もし、消太にぃが私から離れることになったら...?

私、1人で生きていける...?



















答えはNOだ。







/ 173ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp