第7章 7話
雄英保健室にて
失礼します、という声と共に塚内が保健室に足を踏み入れた。
(塚内)
「...オールマイト久しぶり!」
(オールマイト)
「塚内くん!君もこっちに来てたのか!!」
(緑谷)
「オールマイト...!え...!いいんですか?!姿が...」
(オールマイト)
「あぁ、大丈夫さ!何故って?!
彼は最も仲良しな警察、塚内直正くんだからさ!」
漫画であればデデーンと効果音が着きそうな紹介をしたオールマイト。
そんなオールマイトに塚内が突っ込む。
(塚内)
「ハハッなんだその紹介
早速で悪いがオールマイト、敵について詳しく...」
(オールマイト)
「待った、待ってくれそれより...
生徒は皆無事か?!相澤...イレイザーヘッドと13号は!!」
(塚内)
「生徒はそこの彼以外で軽傷数名、教師2人はとりあえず命に別状なしだ。
4人のヒーローが身を挺していなければ生徒らも無事じゃあ済まなかっただろうな」
(緑谷)
((...?今何かが引っかかったような...))
緑谷が必死に引っかかったものを詮索しているうちにオールマイトが話し出した。
(オールマイト)
「そうか...しかしひとつ違うぜ塚内くん。
生徒らもまた戦い、身を挺した!!
こんなにも早く実践を経験し生き残り、大人の世界を、恐怖を知った1年生など今まであっただろうか!!
敵も馬鹿なことをした!!
このクラスは強いヒーローになるぞ!
私はそう確信しているよ」